行政書士の徽章
日本行政書士会連合会 公式キャラクター ユキマサくん
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行政書士は,昭和26年3月1日(木)から施行された「行政書士法(昭和二十六年法律第四号)」に基づく国家資格者で,「国民の利便に資すること」「行政に関する手続の円滑な実施に寄与すること」を目的に活動しています。
行政書士は,弁護士,司法書士,土地家屋調査士,不動産鑑定士,弁理士,公認会計士,税理士,社会保険労務士,海事代理士などの法律専門国家資格者の中でも,特に幅広い業務範囲を持ち,皆様の生活に密着した法務サービスを提供しています。
また,さらに紛争性のある事案における手続について,書類の作成や手続の代理ができる「特定行政書士」も誕生しました。
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行政書士及び特定行政書士は他の法律で制限されていない限り次の業務を行います。
行政書士と特定行政書士の業務範囲 |
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●現行法規の定めはどうなっているのかという法規相談・法制相談に応ずること。
●下記の他,行政書士の業務に附帯し,又は密接に関連する業務 (財産管理業務,成年後見人等業務など)。
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│特定行政書士の仕事│ |
│行政書士の仕事│ |
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●権利義務に関する書類 ●事実証明に関する書類 |
を作成すること。 を代理人として作成すること。 の作成について相談に応ずること。 |
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●官公署に提出する書類 |
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を官公署に提出する手続について |
代理すること。 |
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に係る許認可等に関して行われる聴聞又は弁明の機会の付与の手続その他の意見陳述のための手続において当該官公署に対してする行為について |
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に係る許認可等に関する審査請求,再調査の請求,再審査請求等行政庁に対する不服申立ての手続について |
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官公署に提出する書類を作成すること。 |
言葉 |
意味 |
例 |
権利義務に関する書類 |
権利の発生・存続・変更・消滅の効果を生じさせることを目的とする意思表示を内容とする書類 |
契約書/遺産分割協議書/示談書/内容証明/告訴状/定款 |
事実証明に関する書類 |
社会生活に関係がある事項を対外的に証明する文書 |
履歴書/身分証明書/議事録/実地調査に基づく図面 |
官公署 |
形式上,行政機関・立法機関・司法機関の全てを含む国又は地方公共団体の諸機関の事務所 |
衆参議院/中央省庁/都道府県庁/警察署/市区町村役場 |
許認可等 |
法令に基づき,行政庁の許可,認可,免許その他の自己に対し何らかの利益を付与する処分,及び当該書類の受理 |
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書類 |
書面のほか,その作成に代えて電磁的記録を作成する場合における当該電磁的記録を含む |
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電磁的記録 |
電子的方式,磁気的方式その他人の知覚によつては認識することができない方式で作られる記録であつて,電子計算機による情報処理の用に供されるもの |
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代理人として作成 |
契約等についての代理人として作成ということ。業務として契約代理を行うものを想定しており,契約書面に代理人として署名したり,文言の修正等を行うことができる。 |
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